FIWARE ベースのスマート・シティ・プラットフォーム “City Enabler” が SELECT for Cites の 第3フェーズを獲得

City Enabler は、Select for Cities による事前商業調達 (PCP:Pre-commercial Procurement) の第3フェーズおよび最終フェーズを開始する契約を結んでいる、3つの候補者のうちの1つです。

ベルリン，2018年11月30日 – スペインの地中海の都市、バルセロナで11月13〜15日に開催された Smart City Expo World Congress の最後に、FIWARE ベースのスマート・シティ・プラットフォームである、City Enabler が、2018 Select for Cities Challenge の勝者のソリューションとして発表されました。これは、アーバン IoE アプリやサービスの大規模な共同制作、テスト、検証を可能にする、欧州の都市向けのデータ駆動型 Internet-of-Everything (IoE) プラットフォームの設計、研究、開発を目的としています。

Engineering Ingegneria Informatica SPA (Engineering) が率いるコンソーシアムは、EIT Digital と ATC International とともに、ベルギーの Rombit とフィンランドの Aalto University の2つの新しい現地パートナーを迎えます。

City Enabler は、都市レベルでハーモナイズしたデータと IOT の同期をサポートする Powered by FIWARE のデジタル・プラットフォームです。SELECT for Cities は、共同開発とオープンなイノベーションを促進するために、都市規模の大規模なインターネットのすべてのプラットフォームを開発および構築するための R＆D サービスを取得するための事前商業調達 (PCP) を開始しました。このプロセスは非常に競争が激しく、前の第2フェーズでは5つの企業がオープン・スタンダードを使用して都市データを視覚化して分析し、実行可能なインテリジェンスを生成するプラットフォーム・プロトタイプを製作しました。フィンランドのヘルシンキとベルギーのアントワープで、革新的なプラットフォームが実際の環境でテストされる第3フェーズのために、この5つのすべてが招待されました。

実行段階の第3フェーズは2019年9月に終了する予定です。

“第3フェーズに入る3社の請負業者は、いずれも非常に強力なソリューションを持っています。” と、SELECT for Cities のプロジェクトをリードする、Forum Virium Helsinki の Hugo Goncalves 氏は述べています。”SELECT for Citiesは、開発を加速する上で重要な役割を果たしていることを非常に誇りに思っており、来年の都市テスト・ベッドへの影響を見ることを楽しみにしています”

FIWARE Foundation CEO の Ulrich Ahle 氏は次のように述べています。”Foundation のプラチナ・メンバーの Engineering は、当初から FIWARE エコシステムの強力なパートナーです。City Enabler は、オープンソース・ベースのプラットフォームであるばかりでなく、オープン・インタフェースとオープン・データモデルをサポートし、ベンダーロックイン効果を回避します。Select for Cities の成功は、欧州のスマート・シティにおける FIWARE ベースのソリューションの主導的地位を示しています。FIWARE Foundation の支援を受けて、Engineering はすでに南米だけでなく欧州のいくつかの都市で導入を開始しています。”

この事前商業調達 (PCP) は、世界で初めて Internet-of-Everything に焦点を当てたもので、ベルギーのパートナーであるプロジェクト・ディレクター、 の提携先である
プロジェクト・リーダーとして Forum Virium Helsinki (Finland) の複数のパートナーで構成されるコンソーシアム、パートナーとリード・プロデューサーとして Digipolis (ベルギー)、コペンハーゲン (デンマーク) 、IMEC (ベルギー) 、21C (英国) の調達先として アントワープ (ベルギー) により実施される、複数の国および複数パートナーの共同作業です。このプロジェクトは、H2020 プログラムを通じて欧州委員会の支援を受けています。