‘Powered-by-FIWARE’ プラットフォーム Orchestra Cities

Orchestra Cities, Martel 社のオープン・クラウド・ベースのスマート・シティ・プラットフォームは、2019年に成熟度と人気の新しいレベルに達しました。Orchestra Cities の現在のバージョンでは、提供される幅広いオプションが拡張されていますが、オープンソース・コードと Open APIs アクセスの原則はそのままです。

新しい Orchestra Cities は、より多くのセンサ・タイプ、ベンダ、通信プロトコル、データ表現をサポートし、ユーザに代替手段を提供します。Web ダッシュボード・テクノロジーとデータ・パイプライン変換ツールを拡張し、サブシステム全体をカスタマイズします。この技術的な成長の結果は重要です。2019年第1四半期には、既存のインストールがアップグレードおよび拡張され、新しいビジネスを獲得しました。Orchestra Cities の新しいクライアントは、新しい機能と拡張性とマルチテナンシーの高い特性、つまり導入した日から Martel が提供するコアの強みを活用できます。

6月17日から21日までデンマークのオーフスで開催されたIoT Week カンファレンスで、さらに励ましのフィードバックが集められました。Martel は、Orchestra Cities をイベントの参加者と一般の人々に紹介しました。訪問者は、都市地区のレゴモデルにより、アクションの結果を直接観察することができました。

Martel の最高イノベーション責任者 である Giovanni Rimassa 博士がブースに立ち寄り、レゴモデルと対話することで、カンファレンスの参加者が Orchestra Cities プラットフォームがどのように機能するかを理解できるようにしました。

“私たちは、人々に Orchestra Cities の機能をすぐに、そして楽しい方法で体験してもらいたいのです。レゴモデルを使用すると、訪問者は全体像を見て、スマート・シティのコンテキストを構成するセンサ・データとシナリオの強力な組み合わせを体験できます。このモデルでは毎日のレゴ・ライフが続きますが、オープンなクラウド・ベースのプラットフォームへの継続的なデータ・ストリーミングは舞台裏で行われます。5つのマイクロ・コントローラと、これらのブロックの下に埋め込まれた複数のベンダの10を超えるセンサーがあります。” と Rimassa 博士はコメントしています。

参加者は、画面に表示されるさまざまな Web ダッシュ・ボードでデータを見ることができ、データの視覚化は、参加者が携帯電話のカメラでスキャンした QR コードを通じて直接アクセスすることもできました。開始ページでは、現在の航空、交通、および廃棄物のステータスの概要が提供され、ドリル・ダウン・ビューでは、特定のデータ・シリーズの時間履歴と統計に焦点が当てられました。

Martel の CEO である Monique Calisti 博士は、スマート・シティとコミュニティの IoT に関するパネルでの歓迎のスピーチで、Orchestra Cities の取り組みを支えるコア・アプローチと価値を強調しました。”Orchestra Cities で提唱し実践しているオープン性の3つの側面は、人間中心のスマート・シティの採用と成功を実現する重要な要素です。オープン標準は相互運用性を確保し、競争の場を平準化する一方、Open APIs はターミネートできるプロバイダがいないエコシステムを形成しますが、バリューチェーンはそこから使用料を引き出すだけです。最後に、複数のオープン・データへのアクセスは、都市がセンサから収集する情報の到達範囲を拡大します」と Calisti 氏は述べています。

新しい顧客、IoT Week の参加者、および　Orchestra Cities コミュニティ全体から寄せられた経験とフィードバックを組み合わせることで、Martel はプラットフォームの最善の方法を学ぶことができます。現在のロード・マップは、Next Generation IoT (次世代 IoT)、Digital single market イニシアチブ、Trustworthy AI などのイノベーション・アクティビティからもインスピレーションを得ています。そして、それらに合わせようとしています。このユーザのニーズと革新的なビジョンの有機的な統合が、Orchestra Cities を前進させる原動力です。

FIWARE Marketplace で “Powered-by-FIWARE” プラットフォームである Orchestra Cities の詳細をご覧ください。