ベルリン、2023年9月29日 – 本日、FIWARE Foundation e.V. は、2023年11月1日をもって、FIWARE Chief Executive Officer (CEO) Ulrich Ahle がブリュッセルに本部を置く Gaia-X AISBL の CEO の後任になることを発表しました。
新しい FIWARE Foundation の CEO の選定はすでに進行中で、Ulrich から後任への順序立てた移行を目指しています。これにより、スムーズな引き継ぎ、継続性、および2017年に発表された戦略計画の実行が保証されます。
FIWARE の理事会の議長である Dario Avallone は次のように述べています: “Ulrich は FIWARE にとって非常に優れた CEO であり、彼のリーダーシップとエネルギーに感謝しています。Ulrich と共に、我々は今後の成長のための堅固な基盤を築きました。これには、チームの強化、コア・コンピタンスの集中化、北米と南米、アジア (特にインド、日本、韓国)、北アフリカ、中東への市場参入の達成、コミュニティの発展と拡大、運用の改善、そして DSBA (Data Spaces Business Alliance) などとの強力な協力関係と提携が含まれます。取締役会と私は戦略計画の実行に専念し、ビジネスと市場をリードする標準を前進させ続けることを約束します。”
Ulrich は製造業や Industrie 4.0 システム統合ビジネスで長いキャリアを持ち、IT ＆デジタル業界で25年以上の経験を持っています。彼は2016年に FIWARE Foundation を設立し、2017年にその CEO に就任しました。この役割で Ulrich は、FIWARE Foundation を全ての大陸で存在感を持つ組織へと成長させることで重要な役割を果たしました。また600以上のメンバーを持つ組織へと成長させました。またスマート・シティや産業やエネルギーなど他のセクター向けオープンソース・ソリューションを推進しました。そして FIWARE ベースのデジタル・プラットフォームの市場採用を支援しました。
Ulrich が FIWARE に参加する前は、ドイツの Atos で製造業および Industrie 4.0 システム統合ビジネス部門の副社長およびリーダーでした。またドイツの International Data Spaces Association (IDSA) の創設者および理事でもあり、prostep IVIP 組織の理事を16年間務めました。
Ulrich は自身の決断と期待について次のように語ります: “この時点で私は過去数年間特別な関与をしてくれた FIWARE Foundation チームおよび全エコシステムに感謝したいです。今後、私は革新的なソリューションを市場採用へ移行させる経験と持続可能なグローバル・エコシステムを構築する経験を Gaia-X 組織に貢献します。そして全 Gaia-X チームと共に働きます。私は GAIA-X が提供する明確なビジョンと戦略、そしてその成果物がメンバや市場に価値を提供することを引き続き推進します。最後に、私は BDVA, FIWARE, Gaia-X, IDSA 間の協力関係を強化するために Data Spaces Business Alliance の成功に引き続き取り組みます。”
さらに Ulrich は次のように述べています: “FIWARE の計画は順調です。私は達成したことと全チームが進めてきた進捗に誇りを感じており、その実行が中断されないことを確約します。Dario, Board of Directors (理事会), Board of Officers (役員会)は常に私にとってのインスピレーションであり、この経験を持つことができたことに感謝しています。”
※本記事は、fiware.org の以下の記事を翻訳・編集したものです。
PUBLISHED IN Sep 29, 2023
FIWARE’s Chief Executive Officer (CEO) Ulrich Ahle will become CEO successor of Gaia-X from November 1, 2023
https://www.fiware.org/news/fiwares-chief-executive-officer-ceo-ulrich-ahle-will-become-ceo-successor-of-the-gaia-x-from-november-1-2023/
